がんも農場のお店

2018年5月24日木曜日

永田農法の野菜を販売していたこと。

5月24日(木)
晴れ
24.6℃/12.6℃

大学生の頃、銀座の松屋の地下食品売り場で2-3年バイトをしていた。
1坪〜2坪ほどの小さい売り場。
永田農法の野菜や果物を取り扱うお店だった。

永田農法

当時、糸井重里氏のほぼ日で永田農法が紹介されていて
興味がわき、取り寄せて食べて見たらびっくり。
こんなにもうまい野菜や果物があったのか!と。

今思い返せば当時から農業には興味があったんだなぁ。

実際に現場を見て見たいという一心でネットでいろいろ調べたら、
松屋銀座で永田農法を専門に取り扱う直売店があることを知り、
面接に行った。

そこで野菜を販売する立場になるために、いろいろと栽培については
知ることができた。特に農薬と化学肥料については印象深かった。
こだわりの野菜や果物を買い求めるお客さまのなかには、
無農薬や有機栽培かどうかを気にする方がたくさんいました。

販売員の僕は、いいえ、農薬や化学肥料は使用量を低減していますが使ってます。
と言い続けました。実際に食べてみてください。と試食を出して
食べていただくことも多かったです。トマトでも人参でもとにかく生で
食べてもらうと違いがわかるので、買ってくれる方も多くいました。
常連の方も多くいらっしゃいました。

なので、当時から僕の中で農薬と化学肥料に関しては、非常に身近なトピックでした。
作物の旨さと有機栽培か無農薬かということは、無関係だということも理解しました。
また永田農法に取り組む農家さんは、品種にもこだわりを持っている生産者さんが
多くいました。それで、作物の旨さは適正な施肥(肥料のあげ方)と品種に依るところが
大きいのではないかと考えるようになりました。

これはイコール店頭でのお客さまへの説明の際にお伝えしていたことでもあります。
その品種の特徴と栽培方法についてお伝えしていました。

今僕が特別栽培(一般的な栽培方法の50パーセント以下に化学肥料と
農薬の使用を抑える)に取り組んでいるのも、当時の経験があるからです。
肥料も農薬もなるべくなら使いたくない。だから必要最低限使用しています。
技術が向上することで、より農薬の使用量は減らせるかもしれません。
肥料の方は現状でも有機肥料100パーセントを基本にしています。

こんな感じでこだわりがあるのかないのかわかりませんが、
がんも農場のスタンスをお伝えしました。

今日から田植えの片付け開始。
畔草刈りもぼちぼち始まります。

がん!がん!がん!

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