がんも農場のお店

2017年2月10日金曜日

がんも農場が夫婦で仕事を交換できるわけ。

2月10日(金)

きょうはツルヤ買い出しの日。
わかさぎが安いということで、チラシはチェック済。

やっちゃんが生まれてからというもの、
在宅作業=さきちゃん。外出仕事=僕。という役割ができてはや2カ月。
そろそろ育児のペースも慣れてきたので、ここらで役割を逆にしてみよう。
ということで、今週からは僕が家でやっちゃんを見ながら事務作業を
することもしばしば。

きょうも僕が在宅係。さきちゃんがわかさぎを買ってきてくれました。


わかさぎの天ぷら。
わかめとしらすのまぜごはん。
味噌汁とホウレンソウの胡麻和え。

色味は地味だがうまいメシです。

我が家では、家事も仕事も極力分担できるようにしています。
結婚したころは、なんとなく家事はさきちゃん、仕事は僕という感じで
始まりましたが、自営業という仕事の特性で、家でも仕事をすることも多く、
当然さきちゃんも仕事に手を出してくれることも多いわけで、そうすると当然僕も
家事をしなくては家が回らない。状況を見ながら、お互いがお互いの仕事を
やったりやらなかったりするのが我が家のやり方です。

農作業もさきちゃんはできます。
草刈り機も使えるし、田んぼの水見もできます。
コンバインや田植え機、トラクターも一通りは運転できます。

結婚当初はけっこうぶつかりました。
草取りしながら田んぼでブチ切れたことも懐かしいです。
実際一人でやったほうが楽なこともあるし、それはお互いさまですが、
家の仕事はさきちゃん、外の仕事は僕という役割をはっきり決めたほうが
楽ということもあります。

それでも、仕事を夫婦でやりたいと思うのには理由があります。
僕は農業に魅力を感じて移住してきました。
農業の魅力をお客さまに直接伝えて、共感してもらい商品を買っていただいてます。

その農業の魅力。一番身近な人には一番理解してもらいたいと思っています。

かつてのボスに言われたことがあります。

”目の前の人に伝わらないことが、もっと遠くの人に伝わるわけがない。”

当時、アシスタントだった僕はボスに提案した数々のことを却下され、
そのときに言われました。直接おれに話しても魅力が伝わらないことが、
クライアントやもっと遠くの消費者に伝わるわけないだろと。
いくら魅力があるものでも伝え方が下手だったら、
誰一人その魅力を理解できず独りよがりのものになってしまいます。
そうならないためにも、自分が魅力あると感じたものは、必ずさきちゃんにも
伝わるようにしています。さきちゃんに伝わらないものは、きっとお客さまには
もっと伝わらない。できるだけそう考えて、仕事における判断基準の一つになってます。

もちろん、自分がいいと思うものを衝動でどんどん進めたいときもありますが、
深呼吸して伝え方を考えます。

家事も農業も全力で取り組むべき魅力ある仕事。そう考えているので、
夫婦で半分ずつやっているというわけです。

がん!がん!がん!

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